茨城県立多賀高等学校同窓会
会長あいさつ
平成27年6月1日更新


第6代会長

(h24.6〜)
 同窓会会員の皆様におかれましては,益々ご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
 本会会員数は,平成27年3月の卒業生を新会員として迎え,19、880名を数えました。日本全国・海外で活躍している会員は,教育界,経済界,政界,医師会,文化・芸術・芸能界等々,まさにあらゆる各界で活躍されております。この様に,同窓会員の活躍によって多賀高校同窓会の歴史が創られてきた訳であります。今後,このような同窓会の人材力を母校の生徒達や社会に還元できるよう,「同窓会人材バンク」(仮称)の創設を検討してまいりたいと考えております。
 さて,平成25年12月には「同窓会員名簿2013」を発刊することができました。会員名簿は,これまでに創立20周年,30周年,40周年,さらに50周年と節目ごとに各周年記念事業の一環として発刊されてまいりました。創立60周年を迎え,記念事業は行われませんでしたので,周年事業の意義を込めて発刊の準備を進めてまいりました。このたび,役員はじめ関係各位のご協力をいただき,無事発刊できましたことを共々に喜び合いたいと思います。
 今回の名簿発刊にあたっては,会員皆様から様々なご意見をいただきました。個人情報保護法の観点からと思われますが,個人情報漏洩で法律違反にあたるとの厳しいご意見や,会員であるご家族を亡くされ,名簿の存在が大変つらい思いにつながる等々,同窓会員名簿を作成するということは単なる名簿の作成のみではなく,1万9千余人の同窓生のみならずご家族まで含めた皆さんの人生のドラマが凝縮された大変重い一冊のように思えてなりません。
 私達は,この名簿を元に同窓生の絆を更につなぐとともに,お互いにこれからの人生の価値を高めていく貴重な一冊にしてまいりたいと思います。
 この60年の星霜を重ねる間に,校舎が木造のノコギリ校舎から鉄筋コンクリート造りに変わりました。制服も黒の五つボタン・学帽からジャケットに変わりました。生徒の気質も社会の変化とともに変わってまいりました。しかし,私達の心に唯一変わらないものは,お互いに多賀高校で青春時代を謳歌した卒業生であるという誇りと,母校愛を忘れていないということであると思います。
 母校多賀高校は,これからも後輩たちの努力によって引き継がれてまいります。同窓生皆さんのお力で母校をできる限り応援して行こうではありませんか。
 結びに,同窓会会員ならびにご家族皆様の今後のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。

歴代会長
初代蛭田 一
2代小澤 勉
3代井野 久司
4代會澤 由友
5代長山 洋三